2017年6月14日
ヒョウと「ある動物」が喧嘩(けんか)になった。それを見ていた女の子が仲裁に入るが、ヒョウに食べられてしまう。嘆き悲しんだのは「ある動物」。黒い喪章を着けて女の子の冥福を祈ったが、どうしても涙が止まらない▼あふれる涙をぬぐ […]
2017年6月13日
万歳三唱ほど時代から消えた風習はないかもしれない。かつては会社の送別会や、結婚式などでもバンザイ、バンザイとやっていたのだが、最近はとんとお目にかからない▼ぎりぎり万歳が生き残っている場所はおそらく政界だろう。衆院解散と […]
2017年6月11日
兄や姉からの「お古」「お下がり」。今聞けばどこか懐かしい気持ちになるが、それをあてがわれた当時の少年少女はやはり面白くなかったか。「ポーの一族」「トーマの心臓」などの漫画家の萩尾望都(もと)さん(68)が「お下がり」の思 […]
2017年6月10日
一九四五年の夏、英国で大番狂わせが起きた。十年ぶりに行われた総選挙で、保守党がまさかの敗北を喫したのだ▼保守党を率いていたのは、第二次大戦で卓越した指導力を発揮した名宰相チャーチル。彼の名声をもってすれば、愛国心で高揚し […]
2017年6月9日
二年前に七十五歳で逝った詩人・長田弘さんに、「グレン・グールドの9分32秒」という詩がある。9分32秒とは、天才グールドがピアノで弾いた、ワーグナーの歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕前奏曲の録音時間だ▼< […]
2017年6月8日
<おっかな(大塚)びっくり 度胸を定め 彼女に会いに行けぶくろ(池袋) 行けば男がめじろ(目白)押し>…。オールド演芸ファンにはおなじみだろう。四代目柳亭痴楽(一九二一~一九九三年)の「恋の山手線」▼山手線の駅名をシャレ […]
2017年6月7日
「ちちんぷいぷい」。言わずと知れた、子どもが転んでどこかを痛めたときに唱えるおまじないで、続くのは「痛いの痛いの飛んでいけ」▼歴史は古く、徳川家光公の乳母、春日局(かすがのつぼね)が使ったのが起源という説もあるそうだ。漢 […]
2017年6月6日
英国作家、ロアルド・ダールの短編に「おとなしい凶器」というのがある。凶器がおとなしいとは奇妙だが、読めば、納得する▼殺人に使われる凶器が子羊のモモ肉。離婚を切り出された女性が凍ったモモ肉を夫の後頭部めがけて-。捜査にやっ […]
2017年6月5日
作家の村上春樹さんが大学時代、授業の体育実技で選択したのはソフトボールだった。守備は二塁手▼授業で複雑なカバープレーを教えられ、以来、二塁手の魅力にとりつかれたという。<僕が大学で学んだことの中ではあるいは一番有益だった […]